シラー
人間の馬鹿さ相手では、神々といえどもお手上げだ。
つきましては、人間の変化に適応できる神を、若干名募集します。
出典:ゲーテとともにシュトルム・ウント・ドランク~ドイツ古典主義の確立に多大な貢献をした詩人・劇作家シラー(1759~1805年)の戯曲「オルレアンの乙女」(『シラー名作集』石川實他訳/白水社)より。日本での知名度はゲーテよりかなり低いが、次の詩「人質」の一節を読むと、「この話、どこかで……」と思い当たる人も多いだろう。
「わたしは」と男は言った。「死ぬことは覚悟している、
わが命を乞いはしない。
だが情けがあるなら
三日間の猶予をあたえてほしい、
妹をとつがせたいのだ。
友を人質に残しておく、
わたしが帰ってこなければ、彼をくびり殺していいのだ」
(『世界文学大系18 シラー』手塚富雄他訳/筑摩書房)
太宰治の「走れメロス」の最後に「(古伝説と、シルレルの詩から。)」と、このシラーの詩をモチーフにしていることが記されている。
初出:2008年3月27日
「わたしは」と男は言った。「死ぬことは覚悟している、
わが命を乞いはしない。
だが情けがあるなら
三日間の猶予をあたえてほしい、
妹をとつがせたいのだ。
友を人質に残しておく、
わたしが帰ってこなければ、彼をくびり殺していいのだ」
(『世界文学大系18 シラー』手塚富雄他訳/筑摩書房)
太宰治の「走れメロス」の最後に「(古伝説と、シルレルの詩から。)」と、このシラーの詩をモチーフにしていることが記されている。
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