2013年11月29日金曜日

ひとり大喜利「ひとり喜利」/あなたが知っている変な校則を教えてください。

あなたが知っている変な校則を教えてください。
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
上履きは5足用意し毎日替えること。
業者と癒着してないか?
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
「あ、雪だ」というウソは1シーズンに2回までとする。
3回目以降はインパクトなくなるからね。
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
きのう見た夢の話をしない。
ストーリーも何もめちゃくちゃで感情移入しようがないもんな。
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
父親のパソコンの閲覧履歴を調べない。
それって、調べてみろってそそのかしてるようなもんだぞ。
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
「おならくさお」「せいちょうはや子」などのあだ名は禁止する。
例がその2つじゃわからないっつーの。
█ お題 あなたが知っている変な校則を教えてください。
回答
本学での思い出はみな美しいものとする。
なんか、語るに落ちてるな。じゃ、また次回。

2013年11月27日水曜日

ダジャレにひと言37 鈍器(どんき)

お題:ダジャレにひと言足して、なんか悲しいダジャレを作ってください。悲しくなくてもいいですし。
どうやら被害者は、ドンキーのようなもので殴られたもよう
「気配を感じて後ろを振り返ったとたんに顔にガーンってきたんです。それで気を失ってしまったので、男にやられたのか女にやられたのかもわからないんですよね」と、顔面のヒヅメの跡が痛々しい被害者が話してくれました
殴られたんじゃなく、蹴られたんだろうな。
初出:2012年5月18日

2013年11月25日月曜日

馬鹿をめぐる名言40

ポール・ヴァレリー 2
 愚鈍とはひとに見えるものが見えないことである。非力とはひとにできることができないことである。
 が、誰も見えるもののいない場所、またできるもののいない場所には、愚鈍も非力もありようがない。
 二つ目の段落の冒頭の「が」は逆説の接続詞である。
 が、「が」じゃなくて「で」でもいいし、なくてもいい。
 人間が申し分なく堅固に愚鈍なとき、論理的価値の差異に気がつきさえしないとき、反対論の手妻に気附かぬとき、素朴で無邪気な印象を真正さ等々と混同するとき、かれのうちなる意見は信念と命名される。
“信念の人”と呼ばれている人が、ちょとムッとする。
出典:お察しのとおり今回もヴァレリーで、『ヴァレリー全集 9 哲学論考』(落合太郎・鈴木信太郎・渡辺一夫・佐藤正彰監修/筑摩書房/1967年初版・1978年増補版発行)に収められた「残肴(アナレクタ)」(寺田透訳)より。
初出:2008年6月11日

2013年11月23日土曜日

標語流行語キャッチフレーズ発掘 その17

「覚醒剤防止運動」の標語(昭和30年前後/厚生省)
ヒロポンやめて 明るい生活
寸評◎のんき。
参考資料:『標語・スローガンの事典』(祖田浩一編/東京堂出版/1999年)
初出:2010年12月9日

2013年11月21日木曜日

老いと若さをめぐる名言4

エウリピデス 2
若者というものは、人知れず他の若者と同じように悩むものだ。
 年をとると悩むことは少なくなるが、困ったことは多くなる。
ああわが子よ、老年はより若い頃の思慮よりも賢明だし、間違いのないものなのだ、経験は未経験にまさるのである。
「おじいちゃん、経験が未経験にまさるのはいいけど、庭で立小便するのはもうやめてくださいね」
出典:今回も古代ギリシアの三大悲劇詩人のひとりエウリピデス(紀元前484年頃~紀元前406年)の「エウリーピデース断片」(『ギリシア悲劇全集 12』伊藤照夫・久保田忠利・下田立行・西村賀子・根本英世・安村典子訳/岩波書店)より。
初出:2008年7月16日

2013年11月19日火曜日

東京ドメスティック日常編 10

歯って大切~!――後編

 歯医者に行くしかないと腹をくくってから1か月が経過した2010年の6月なかば。親知らずのすき間から歯間ブラシを抜いて、いつものように先端部分を水できれいに洗おうとしたら、先端がなくなっていた。
 なくなった先端が、どこかにポロっと落ちていればいいのに、と願って一瞬だけそこらを探してから現実を受け入れた。歯間ブラシの先端は親知らずのすき間に置き去りにされたのだ。
 こうなったら歯医者に行くしかない。
 そう心に決めてから2週間が経過し、相変わらず出血はあるけれども、特に症状が悪化することもなく、場合によっては、親知らずのすき間に歯間ブラシの先端が入っている人として生活していくという選択もアリなのではないかという考えもちらっとかすめる。ただそれも、歯間ブラシ1本まで、という限定付きであり、2本目はない。


 7月5日。万事休す。2本目の置き去りが発生した。
 観念して、歯医者に行くことに決めた。
 ブリッジの中が虫歯になってたらヤだな、また歯を削るんかな、そうなったらブリッジは再利用できないよな、左上の親知らずは抜くことになるんだろうな、ヤだなこわいな、右上もついでに抜いたほうがいいんだろうな、などと1週間ほどくよくよした。


 7月12日、前年の2月に予約したものの結局キャンセルした歯科医に電話を入れ、症状を説明したところ、「遅い時間でもよければ、今日、診て差し上げますよ」。
 ということで、この日の夕方、さんざんぐずぐずして行くのを先延ばしにしていた歯医者の椅子でオレは口を開けていた。
 まずは、左下奥のブリッジの診察。
 ブリッジを支える歯は虫歯になってなかった。よし!
「歯をおおうのではなく、歯を削ってそこにブリッジをはめこむこういうやり方は、どうしても取れやすいんですよね」
 と言いながら、ブリッジとブリッジを支える歯を診た先生は、
「幸い、虫歯になっていませんでしたのでね、歯とブリッジをそれぞれきれいに掃除してから付け直しますね」
 歯を削ることもなく10~15分ほどで作業完了。
 さて、左上の親知らず。
「あー、ほんとですね、ありますね」
 軽く笑いながら先生は1本目を簡単に取り除いた。
 2本目(すき間に置き去りにされた順番で言うと1本目)は、取り除きにくい奥にあるようだ。
 撮影したレントゲンを見せてもらったら、ずーっと奥(上)に歯間ブラシが横向きになって入っていた。
「今、奥に水平になっているこれに対して、先ほど取り除いたものがこう垂直に入っていたわけです」
(丁字路か!)
 2本目は、麻酔をかけてから取り除いてくれた。
「歯間ブラシでの掃除はおやめになったほうがいいですね」
 オレは、歯列の外側から内側に向かって歯間ブラシを差し入れていたつもりだったが、実際は、上(歯の付け根)に向けて歯間ブラシを突っ込んでいたらしい。どうりで貫通しないはずだ。
 このあと、すべての歯の歯周ポケットの深さをチェックしてもらい、
「きれいに磨けてますね」
 と褒められた。ホメられた。ほ・められた。
 なんか終わりが近づいてる感じがしたので、親知らずは抜かなくていいんですかと尋ねた。
「ご希望なら抜いて差し上げてもかまいませんよ。ただ、生えている方向は横向きですが、きれいに磨けてますし虫歯にもなってませんのでね、あえて抜く必要はありませんね」
 てっきり抜かれるもんだと思って、おじけづいてたよ~。


 以後、歯にまつわる懸念がまったくない生活を送るオレ。
 うふふ、歯磨きの手間もずいぶん減った。
 ♪ラララ~、オレの歯♪
 ♪ルリラ~、ロレの歯♪


 そして8月2日。
 機嫌よく歯を磨くオレの口から何かがこぼれ落ちた。
 床にころがっているのは歯。
 30年前に7万円で入れた前歯の差し歯。
 はー。いっつもこうだよ。

歯って大切~!・完

初出:2010年8月4日

2013年11月18日月曜日

馬鹿をめぐる名言39

ポール・ヴァレリー 1
感情の表現とは、いつだって馬鹿げたものなのである。
 ┐(-д-;)┌
私は馬鹿者の意識がいかなるものかは知らぬ、だが、才気に富む人の意識は愚かしさにみちみちているものだ。
 才気丸出しにしてっからバレるんだよ。
出典:名前を聞いたことはあっても代表作を挙げろと言われると「知らない」としか答えようのない、詩をはじめとして多彩な著述活動を行ったフランスのポール・ヴァレリー(1871~1945年)の、(たぶん)小説「テスト氏」(『世界文学大系51 クローデル ヴァレリー』訳者代表・佐藤正彰/「テスト氏」に関しては村松剛・菅野昭正・清水徹訳/筑摩書房/昭和35年発行。同作品は、たとえば岩波文庫では「ムッシュー・テスト」というタイトルです)より。近所の図書館には、ヴァレリーの作品を読める本がこの1冊しかなかった(しかもクローデルとの抱き合わせ……クローデルって誰さ?)。巻末の解説を見たら、この『世界文学大系51 クローデル ヴァレリー』にはほんの一部の作品しか収録されていないんだとか。ネット検索で世田谷区立図書館全体の蔵書を調べてみると、他にもけっこうたくさんある。なので、次回もヴァレリーでいけるかな。
初出:2008年6月9日

2013年11月15日金曜日

ひとり大喜利「ひとり喜利」/世の中には、どんな2種類の人間がいますか?

世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
█ お題 世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
回答
サッポロ一番のみそ以外は認めない人と、でも塩だってそこそこおいしいよという人。
結局はみそが一番好きなんじゃないか。
█ お題 世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
回答
好きでもない人と付き合える人と、好きでない人にも付き合ってもらえない人。
山ほど妥協してもどうせ付き合えないんだから理想を追い求めるんだ。
█ お題 世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
回答
とりあえず形から入るタイプと、とりあえず片ちちから入るタイプ。
片ちちで始まり、片ちちで終わる。
█ お題 世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
回答
笑われる技術が抜群の出川哲郎を高く評価する人と、だとしても抱かれたくない人。
90%以上の確率で笑われるトッププロ。それが出川。
█ お題 世の中には2種類の人間がいます。たとえば笑いがないと生きてられない人と、笑いがなくても平気な人。ほかにどんな2種類の人間がいますか?
回答
デキるやつになろうとする人と、デキるやつだと人に思われようとする人。
はいはい、デキるデキる。じゃ、また次回。
初出:2011年3月21日

2013年11月13日水曜日

ダジャレにひと言36 虫よけスプレー

お題:ダジャレにひと言足して、なんか悲しいダジャレを作ってください。悲しくなくてもいいですし。
牛よけスプレー
牛から15センチほど離れて噴霧してください
そんな近寄れるか!

2013年11月11日月曜日

馬鹿をめぐる名言38

アラン
過去を当てにするのは、過去を嘆くのとまったく同じように愚かなことだ。
 人の金をあてにするのが資本主義の基本だ。
出典:フランスの思想家、アラン(1868~1951年)の『幸福論』(神谷幹夫訳/岩波文庫)より。アランには哲学・芸術関連の著作もたくさんあるのだが、図書館の哲学や芸術の棚にはほとんどない。本人の著作よりも、アランの言葉を取り上げて人生を論じた本のほうがたくさん読まれているようで、 “人生訓”とか“生き方”とかいう棚でよく見かける。よって、敬遠されることも多い。なんか、損してるな、アラン。「幸福論」にしたって、別に幸福を論じた本なんかじゃないし。……と書いたが、やっぱり得しているのかも。
初出:2008年6月4日

2013年11月9日土曜日

標語流行語キャッチフレーズ発掘 その16

特殊疲労防止剤「スメニンコーワ球」の広告コピー(昭和27年/興和化学)
なんだか元気が出る薬
寸評◎お高いんでしょ、末端価格は。
参考資料:『時代を映したキャッチフレーズ事典』(深川英雄・相沢秀一・伊藤徳三編著/電通/2005年)
初出:2010年11月28日

2013年11月7日木曜日

老いと若さをめぐる名言 3

エウリピデス 1
われわれ老人は雑音と影でしかなく、夢の似姿として歩む。知力がないのに、思慮分別があると思い込む。
 元気ないな。腐ったものでも食ったか?
理性よりも、若さと勇気とがわたしを駆り立てた。
 理性は「駆り立てない」側に回るのが普通だ。
出典:古代ギリシアの三大悲劇詩人のひとりエウリピデス(紀元前484年頃~紀元前406年)の「エウリーピデース断片」(『ギリシア悲劇全集 12』伊藤照夫・久保田忠利・下田立行・西村賀子・根本英世・安村典子訳/岩波書店)より。
初出:2008年7月11日

2013年11月5日火曜日

東京ドメスティック日常編 9

歯って大切~!――前編

 2006年夏。左下奥から2番目の歯の抜け跡にブリッジをかぶせ終えた歯医者が、オレの口の中に突っ込んだ指をグイと持ち上げて親知らずを見ながら言った。
「どうせすぐ虫歯になっちゃいますから、両方とも抜いてしまいましょう」
「えーと、もにょもにょもにょ」
 オレはお茶を濁した。右上の親知らずも左上の親知らずも、ほんのちょっと顔を出したり隠れたりという状態で、抜くとしてもまだまだ先のことだと思っていた。それに、左下奥から2番目の歯の治療をめぐって、この歯医者にはすっかり嫌気がさしていた。だから、勇気を振り絞ってお茶を濁したのだった。


 2009年2月9日。いずれは親知らずを抜くにしてもそんなに急ぐこともないよなと思っていたが、そうも言っていられなくなった。
「この近所だったらどこの歯医者さんがいい?」と、行きつけの散髪屋さんのおばちゃんに聞いたときに教えてもらった歯医者に電話してみた。
「右上の親知らずは、歯茎からちょこっと顔を出したり隠れたりという状況なんですけど、左上の親知らずが、舌ではっきり確認できるくらい、あさっての方向に向かって生え始めてるんです。この左のほうは抜かなきゃならないとして、右のほうも一緒に抜いちゃったほうがいいんですかねえ、やっぱり」
 なんというか、「どうせ親知らずは両方抜くんでしょう?」という先入観丸出しのオレに対して、歯医者が言った。
「診てみなければわかりません」
 たしかに。


 で、この歯科医に診てもらう予約は、キャンセルした。顔面神経麻痺を患って緊急入院することになり、歯の治療どころではなくなったのだった。
 顔面神経麻痺治療のための入院は2週間ちょっとで、2月末には退院した。
 退院したからといって、すぐに歯医者に予約、というわけにはいかない。顔面神経麻痺にストレスは禁物だから。
 顔面神経麻痺のリハビリのために通院が必要な3~8月の間は、歯磨きは親知らずまわりを重点的に行うけれども、それ以外のときは親知らずのことは考えないようにした。自分で自分にプレッシャーを与えないようにアホみたいな顔をして過ごした。
 左上の親知らずはあさっての方向にむかってスクスクと成長していったが、1日30分(10分×3回)もかけて丁寧に歯を磨いたおかげか、痛みやニオイが発生することはなかった。虫歯にはなってないということだ。よかった。いくらリハビリ期間中とはいえ、虫歯になったらほっとけないから。
 9月、10月、11月、12月と左上の親知らずは虫歯知らずで成長を続け、生えた方向が横向きではあったけれども、立派な親知らずになった。年が明けてもオレは丁寧な歯磨きを続け、1月も2月も、親知らず及びその隣接する歯に異常は起きなかった。


 2010年3月。歯医者の予約をキャンセルしてから1年ちょっと。左上の親知らずとその隣の歯との境目をブラッシングした瞬間、強くはないがイヤな痛みを感じた。
 その部分を中指の先で強くこすって、においを嗅いでみたところ……クサかった。がっくり。虫歯か、歯茎の炎症か。いずれにしても、歯クソのニオイではない。
 手持ちの歯間ブラシのなかで一番細い「デンタルプロ 2(SS)」を、親知らずとその隣の歯とのすき間に、まずは先っぽだけゆっくり差し入れてみた。
 強い痛みではないが、先ほどのイヤな感じの痛みが一瞬だけあった。
 次にもう少し奥まで差し込んだが、もう痛みはなかった。
 ゆっくりシャカ~、シャカ~と歯間ブラシを出し入れしたのちに抜き取ると、ブラシ部分が真っ赤。しかもクサい。
 たぶん歯周病系。だとすると歯グキのブラッシングが欠かせない。
 ということで、この日から、左上親知らずまわりの丁寧な清掃が歯磨きメニューに加わった。
 トラブルをかかえていないほかの歯と歯の間は、歯間ブラシはなんの問題もなく貫通する。加齢とともに歯茎がやせて、ややすきっ歯になっているのだ。
 一方、親知らずのすき間に入るのは、歯間ブラシの先端5ミリだけだった。もうちょっと押し込めば、歯列の裏側(内側)へと貫通するはずだ。
 6ミリ、7ミリ、8ミリと、日に日に歯間ブラシはだんだん奥まで入り込むようになっていった。
 一番奥の歯は厚みがあるとはいえ、もうそろそろ貫通してもいいころだ。なのに貫通しない。たぶん、左上の親知らずが、その隣の歯の外側に回り込むように生えているせいだ。


 4月後半のある日。歯間ブラシ先端のワイヤー部分が、完全に没した。それでも貫通しない。先端のワイヤーは12ミリ弱もあるのに。
 その状態で歯間ブラシを出し入れしながら、オレは大きな危険を冒していることに気づいた。
 歯間ブラシを奥まで押し込んだときに、もしワイヤーの根元がポキっと折れて先端部分がすき間に置き去りになったら、素人にはなすすべがないじゃないか。
 早く気づいてよかった!
 親知らずまわり以外の歯間掃除に使っている「デンタルプロ 3(S)」は、20数カ所のすき間をシャカシャカやって4日くらいは楽勝で持つが、親知らず用歯間ブラシに関しては、早め早めに交換しないといかんな。


 5月なかば。くっそ~! 左下奥のブリッジがゆるんで、カフっカフって浮いたり戻ったりする。かぶせてからまだ3年しかたってないのに。なのに、もう修繕が必要になってしまった。
※ブリッジというのは、歯を抜いた跡に人工の歯を入れる入れ歯とは違い、抜歯した跡はそのままで、その両側の歯に銀の橋を架け渡す工法。下の歯の場合、上から見ると銀歯が3本並んでいるように見えるが、横から見ると、真ん中の歯の下には何もない。
 ブリッジをかぶせるために、虫歯でもなんでもない両側の歯を削ったんだから、もっと長持ちしてほしかった。
 ゆるんでカフカフ動くブリッジをほうっておいたら、そのうち虫歯菌が内部に入り込む。虫歯菌が定着しないように掃除をしたくても、ブリッジがかぶさっているから内部まで磨けない。
 ダメだ、もう腹をくくって歯医者に行くしかない。

後編につづく

初出:2010年8月4日

2013年11月4日月曜日

馬鹿をめぐる名言37

チェーホフ
一人の賢者にたいして千人の愚者があり、一の至言にたいして千の愚言がある。この千が一を圧倒する。
 賢者って、影響力がない。
男と交際のない女はだんだん色せる。女と交際のない男はだんだん馬鹿になる。
 交際があろうがなかろうが、年齢を重ねるにつれ、だいたいはそうなる。
 ※個人の感想です。
出典:人間の愚かさを好んで描いたロシアの小説家・劇作家、チェーホフ(1860~1904年)がノートに残した創作のための覚書や箴言めいた言葉をまとめた「手帖」(『チェーホフ全集14』神西清他訳/中央公論社)より。
初出:2008年6月1日

2013年11月1日金曜日

ひとり大喜利「ひとり喜利」/くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?

くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
█ お題 くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
回答
呼び捨てで「プー」って呼ばれると、舌打ちをして「年いくつ?」と問い返す。
年をとってキレやすくなってるのかな。
█ お題 くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
回答
クマが食肉目に属する動物だと知ってから、見ているこちらが気の毒になるほど、仲間の小動物たちに対して気をつかっている。
でも、いざとなったら、食うんだけどね。
█ お題 くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
回答
ディズニー社に、それ相当の見返りを求めてもいいんじゃないかと考え始めている。
消されるな。
█ お題 くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
回答
白いランニングシャツを着て、「ぼぼぼ、ぼくは、ハハハ、ハチミツが、だだ大好きなんだな」だって。
山下プーさん放浪記。
█ お題 くまのプーさん、 なんか変わっちゃったな。どう変わった?
回答
老けた。
そら、しょうがないだろ。これが締め? 普通だな。まあ、いいけど、じゃ、また次回。
初出:2010年5月29日