エウリピデス 1
われわれ老人は雑音と影でしかなく、夢の似姿として歩む。知力がないのに、思慮分別があると思い込む。
元気ないな。腐ったものでも食ったか?
理性よりも、若さと勇気とがわたしを駆り立てた。
理性は「駆り立てない」側に回るのが普通だ。
出典:古代ギリシアの三大悲劇詩人のひとりエウリピデス(紀元前484年頃~紀元前406年)の「エウリーピデース断片」(『ギリシア悲劇全集 12』伊藤照夫・久保田忠利・下田立行・西村賀子・根本英世・安村典子訳/岩波書店)より。
初出:2008年7月11日
0 件のコメント:
コメントを投稿