2013年7月1日月曜日

馬鹿をめぐる名言 19

ゲーテ 2
あらゆる時代のあらゆる最大の賢者たちは
ほほえみ目配せし唱和する、
馬鹿のなおるを待ちこがれるは愚!
明敏の子らよ、馬鹿どもは
やはり馬鹿のままにしておけ、それが身分相応だ!
 ごたいそう。
出典:『ニーチェ全集 第五巻 人間的、あまりに人間的 Ⅰ』(池尾健一訳/理想社)より。ゲーテの詩集ではなくニーチェの本からの引用であることに注目。ニーチェの本で馬鹿探しをしていて、偶然この詩が見つかった。なんか得した気分だった。ただ、なんという詩からの引用なのかは明記されていなかった。ニーチェもツメが甘いな。それはそれとして、完全無欠のように見えるゲーテにも読者に対する押し付けがましさのようなものがあって、それが救いだというようなことを誰かが言っていたような気がする。確か、アインシュタイン。
初出:2008年3月24日

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