ホラティウス
えてしてわれわれは、よい点までも退けて、きれいな器を汚したがる。他の連中よりもひかえ目な男がいれば、たちどころに、「のろま」や「馬鹿」で片付ける。
片付け上手のおだて下手。
自分のおめでたさに満足し、最後まで気づかないでいられるなら、狂人と言われ、馬鹿とさげすまれても、賢いためにいらいらしているよりはましだ。
馬鹿親に イライラしてる 馬鹿息子 馬鹿と馬鹿とを 混ぜるなキケン
「えてしてわれわれは…」/出典:古代ローマの抒情詩人、ホラティウス(紀元前65~紀元前8年)の「風刺詩集」(『世界文学大系 67 ローマ文学集』鈴木一郎他訳/筑摩書房)。さて、ホラティウスは古代ローマの代表的詩人らしいが、その作品を実際に読んだことのある人はごく少数だろう。名言集の常連なのに。
「自分のおめでたさに…」/出典:同じくホラティウスの「書簡詩」のなかの言葉で、モンテーニュの「エセー」(『筑摩世界文学大系13 モンテーニュⅠ エセー』原二郎訳)に引用されていたもの。「ホラティウスの作品を実際に読んだことのある人はごく少数だろう」と書いた舌の根も乾かぬうちに言っておくと、図書館に行ったら、『アリストテレース詩学・ホラーティウス詩論』(岩波文庫/1997年刊)が見つかった。岩波文庫に入るくらいだから、けっこう多くの人に読まれているのだろう。or、岩波文庫に入るくらいだから、ごく少数の人しか読んでいないのだろう。
初出:2008年3月2日
「自分のおめでたさに…」/出典:同じくホラティウスの「書簡詩」のなかの言葉で、モンテーニュの「エセー」(『筑摩世界文学大系13 モンテーニュⅠ エセー』原二郎訳)に引用されていたもの。「ホラティウスの作品を実際に読んだことのある人はごく少数だろう」と書いた舌の根も乾かぬうちに言っておくと、図書館に行ったら、『アリストテレース詩学・ホラーティウス詩論』(岩波文庫/1997年刊)が見つかった。岩波文庫に入るくらいだから、けっこう多くの人に読まれているのだろう。or、岩波文庫に入るくらいだから、ごく少数の人しか読んでいないのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿