2013年4月1日月曜日

馬鹿をめぐる名言 8

ロンサール
病人や、年をとって精根の尽きたものは
心を移すはずもないが、若いのに眠ったきりで、
百度の恋をなし得ない男はばかものだ。
 ※個人の感想です。
出典:従来のフランス詩の形式にとらわれない革新的な手法を導入し、賛否両論を巻き起こしたロンサール(1524~1585年)の恋愛詩「マリへ贈るソネ 一」(『筑摩世界文学大系88 名詩集』篠田一士編・秋山晴夫他訳)より。ちなみに詩のタイトル中のソネはソネット(14行詩)のこと。16世紀後半にはヨーロッパ最大の詩人と称されたロンサールも、17世紀になり古典主義の時代になると「あの人は今」状態に。19世紀にロマン派が台頭すると、再び光が当てられ、古典主義への対抗上、やたら持ち上げられる。20世紀になり評価は落ち着いたが、上げられたり下げられたり忙しい詩人だけに、21世紀にどうなるか予断を許さない。
初出:2008年3月3日

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