2013年12月9日月曜日

馬鹿をめぐる名言42

バートランド・ラッセル 1
不合理が、愚かな考えや感情をあなたの意識に押しつけようとするときには、いつもこれらを根こそぎにし、よくよく調べ、拒否するといい。半ば理性によって、半ば小児的な愚かさによって振りまわされるような、優柔不断な人間にとどまっていてはいけない。あなたの幼年時代を支配した人たちの思い出に対する不敬を恐れてはならない。当時、彼らが強く賢く見えたのは、あなたが弱くて愚かだったからにほかならない。いまや、あなたは弱くも愚かでもないのだから、あなたの仕事は、彼らの見かけ上の強さと賢さを点検し、あなたがいまだに習慣の力で払っている敬意に、はたして彼らが値するかどうか考えてみることだ。伝統的に子供たちにほどこされている道徳教育によって、はたして世の中がその分だけよくなったかどうか、真剣に自問してみるがいい。
 つまり、社会に出ていろんな人と接していると、親って、親が自分で言うようなたいしたものなんかじゃなかったんだって気づかされるってことか。※個人の感想です。
出典:イギリスの哲学者バートランド・ラッセル(1872~1970年)が、人が不幸になる原因と、それを取り除くための考え方を、難しい言葉をほとんど使わずにわかりやすく述べた『ラッセル 幸福論』(安藤貞雄訳/岩波文庫)より。方南町のブックオフで105円で買って、「鉛筆とかの書き込み、あったらヤダな」と歩きながら片手でビローンとしごいて中味をざっと確認したところ、最後に、文庫本ピッタリのサイズに切った手書き文書のコピーが貼り付けてあった。この本を長年、ことあるごとに開き、ラッセルの言うことに間違いはないと確信、××さん(女性の名前)にとってもこれが人生の道しるべになると信じて贈るというようなことが書かれている。一気にテンションがダウンしたものの、本自体には書き込みもなければ端っこを折った形跡もなく、なんなら読んだ形跡すらない。ペリっと破って捨てたいという気持ちを抑えつつ、贈り主の男性の名前と贈り付けられ主の女性の名前をじっと見る。…………お? 同姓同名のあんまりいなさそうな名前だ! それならと、googleで検索。あらら、、、どちらもヒットした。。。女性は、ある分野の本を何冊か出している専門家。男性は大学教授で……あ、専門分野が一緒だ。キャー! 三谷さ~ん!
初出:2008年6月18日

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