ソフォクレス
老人の気性はおだやかになる、研いだ刃物が手に持っているうちにじきに鋭さを失うように。
キレやすかった老人が急激におだやかになったとしたら、塩抜きの飯を食わされている可能性がある。
老年にはありとあらゆる災厄が生じるものだ、思慮分別は消え去り、為すことは役に立たず、些細なことにのみこだわる。
思慮分別があって、何をやらしてもうまくでき、しかも寛大。年寄りに限らず、そんなヤツそうそういねーから気にするな。
出典:古代ギリシアの三大悲劇詩人のひとりソフォクレス(紀元前496年頃~紀元前406年)の「ソポクレース断片」(『ギリシア悲劇全集 11』木曾明子・久保田忠利・下田立行・西村賀子・根本英世訳/岩波書店)より。
初出:2008年7月4日
0 件のコメント:
コメントを投稿